
- 積哲夫ラジオ(宇宙の声)Vol.63
2025年7月16日 Vol.63:すでにエリヤもミロクも来た 宗教の時代の終わりの始まり
戦前、約八百万人もの日本人を大本教は動員したといわれます。この七月にコンタクトしてきた出口王仁三郎はその数字について、八百万(やおよろず)という読み方を示しました。当時いた八百万の神は戦後八十年で最後の一厘にまで減っており、最後の一厘の仕組みは神界をも含めてのものだと明らかになりました。この精神界でのエンドレスの戦いを示したのが、出口王仁三郎が口述筆記した霊界物語です。その時空を終わらせたのが、崑崙山に鎮められた大本教月宮殿の御神宝の、二千二十五年六月十日の発動でした。それにより、最終的に七月一日、アメリカで活動していたスサノオが、マネーの力の祟り神たる艮の金神を四国剣山へ連れ帰り、日本の仕組みが完了しました。
ここからは八月十五日に日本を神界が取り戻すという約束のステージに移行しますが、そこに出てくるのが五六七(ミロク)という言葉です。仏教では弥勒菩薩で知られるミロクは、大本教では出口王仁三郎がミロク様だと出口なおのお筆先で出て、それに日本神界の一部が呼応し、八百万の神々のワケミタマが動きます。日本を戦争に押し出さないための国民運動が起きるも、政府の弾圧で結局は潰れ、千九百四十五年に日本は敗戦を迎えます。その後もっとも精神的影響力を残したのは、岡本天明が受信した日月神示でした。今起きているのはこれらの流れの総決算なのです。
また、ミロクに関して、高野山の空海は、ミロク下生の時に自分も共にこの世に帰ってくると宣言しており、もし出口王仁三郎が八月十五日にミロクとして改めて下生したと分かるようなメッセージを出し、それに空海が呼応するような事象が生じれば、日本列島の最後の一厘の仕組みは成就したことになります。ついに最後の審判の発動が日本で起き、続いて約束されたミロクの世へのムーブメントが始まることになります。
これから始まる神仏の祟りは既存の宗教や霊能者に対応できるものではなく、地獄にいる魂を、一人一人の日本人のもとに戻すための働きを、ミロク様はなさることになります。それは、神界と仏界の再構築ともなる動きとなります。
大本教は型として失敗しましたが、その型が今日の大きな世界変革を生む道案内として役立ちました。出口王仁三郎がミロク様だという出口なおのお筆先は、およそ百年越しに現実化したということになります。
<ラジオ内容全文>
積哲夫ラジオ第六十三回です。
戦争前の日本で出口王仁三郎に率いられた大本教は、最大八百万人もの日本人を動員したと伝えられています。日本と世界の用意がほぼ整ったといえるこの七月のある日に、コンタクトのあった王仁三郎にその数字について聞くと、「それは八百万(やおよろず)の神の数字」という回答がありました。その時には日本神界には確かに八百万という数の神々が存在していたということのようです。しかしそれが敗戦後八十年で、なんと最後の一厘にまで減ってしまったのがこの二千二十五年ということでした。なんでここまで減少したのかというとその答えは最終知識に記されている通りということでした。精神学の歩みが多くの妨害に遭ってきたことは改めて問題にすべきことでもないのですが最後の一厘の正体はこの世人間界だけの問題ではなく神界の住民を含めての仕組みだったのです。
この精神界での戦いを伝えていたのが出口王仁三郎の霊界物語で、そこでは体主霊従の神々と霊主体従の神々とのエンドレスの戦いが繰り返されてきた話が延々と続きます。
この時空を終わらせる信号が、二千二十五年の六月十日に崑崙山に鎮められた大本教の月宮殿の御神宝から発信され、それは最終的に七月一日に四国の剣山へ、アメリカで活動していたスサノオの神格が、これもアメリカのマネーの力を使っていた祟り神たる艮の金神を連れて帰るということで、日本の仕組みの完了というところに至ったのです。
ここからはこの八月十五日に日本を取り戻すという約束されたステージに移行するのですがそこに出ている言葉が五六七、ミロクというものです。仏教的には五十六億七千万年後に降りてくる弥勒菩薩のことです。大本教の歴史では、火水の戦いと呼ばれる出口なおと出口王仁三郎の対立が解けたのは、なおのお筆先に王仁三郎がミロク様と出たからとされています。つまり、その時代にミロク下生ということが起きたという情報が、人間界だけでなく日本神界の一部にも伝わり、それが八百万の神々のワケミタマの人間の参加を呼んだということのようです。しかし、日本を戦争に押し出さないためのこの国民的運動も、政府の弾圧によって押しつぶされ、千九百四十五年の敗戦を迎えることになります。
大本教からは敗戦後の日本を代表するような宗教教祖が多く敗出することになりますが、それよりも影響を残したのは、岡本天明が受信した日月神示でした。これらの流れの総決算が今進行中で、そのタイミングが、この二千二十五年の八月十五日ということです。そこにミロクという言葉が使われているのです。
これとは別に、高野山の空海の話があります。空海はミロク下生の時に、自分もミロクとともにこの世に帰ってくると宣言をしています。私の印象では、この八月十五日に、死後の世界から出口王仁三郎が、この世にミロクとして改めて下生したと、多くの人間に分かるようなメッセージを伝えて、これに高野山の空海が呼応するような事象が生じれば、日本列島に置かれた最後の一厘の仕組みは成就したことになるのです。
これによって、ついに日本列島で最後の審判の発動が起き、続いて約束されたミロクの世へのムーブメントが始まることになります。それは、今の日本列島で跳梁跋扈をしている体主霊従の側の人間の魂が、地獄に落ちていくラッパの音が鳴る時ということでもあります。
すでに日本神界も仏界も、今の日本と日本人に対して、神罰や仏罰を下す用意を整えていて、それが、八月十五日には発動し始めることになります。このタイプの神罰や仏罰は、これまでのような既存の宗教や霊能者によるお祓いが通用するようなものではありません。唯一の道は、真の意味での悔い改め、改心というもので、それが完了するまでは、その魂は地獄という時空に閉ざされることになります。実は、今生きているほとんどの人間の魂もすでに地獄に投げ込まれているのですが、その魂が自我の中心にいないために、日々の体主霊従の生活をしている闇の主人の意識を自分だと信じているにすぎないのです。
これらの日本人の地獄にいる魂を、一人一人の人間のもとに戻すための働きを、ミロク様はなさることになります。それは、神界と仏界の再構築ともなる動きとなります。
これまで地上の宗教は、その日、その時が来るぞ、という警告を人間界に伝えるという役割を担ってきました。が、その日、その時が始まった先に、その役目はないのです。この積哲夫ラジオの情報が、精神界のプログラムによって発されていたということを、これから多くの日本人が気づくことになりますが、それには多くの時間が人間の世界では必要になります。
しかし、人間の世は映し世であり、先立つのは精神的エネルギーの領域で進行中の物語なのです。一般には、敗戦前の日本で変革を目指しながら、国家的弾圧で失敗したかに見えた大本教は、それが型であったがゆえに予行演習としてのその型が、今日大きな世界変革を生む道案内として役立ち、その結果が出口王仁三郎という存在がミロク様という出口なおのお筆先の現実化が生じたということになります。
今週の光文書
(ヒカリモンジョ)

- Vol.800+30+144
艮の金神
この二千二十五年の七月一日に、日本の剣山に封じられたアークが、開封され、聖書の光と闇の物語は、エネルギー的な終了の時を迎えました。これを検証すると共に、七月五日と七月七日の世界の事象を待ったために、この成果の公表が、このタイミングとなりました。七月一日、剣山に宿った光によって公にされた秘密は、聖書の暗黒面のエネルギーであると同時に、艮の金神と日本で呼ばれていた、祟り神の最後のひとかけらでもあったので、これによって、六月十日に、ユーラシア大陸の崑崙山で発動した大本教のご神宝の波動が、地球をひと巡りして日本にすべての神の秘密を集めて、その目的を達したという報告になります。
いまの世界は、事実上、アメリカのドルの覇権によって、コントロールされています。しかし、そのドルも、無限に借金を積み重ねることができないタイミングを迎えて、終わりの時に近付いているというのは、ある程度、金融の知識を持つ人間にとっての常識です。しかし、次の主役はまだなのです。
このドルという基軸通貨の背後にあった、精神的なエネルギーは、モーゼの時代から続く、聖書の暗黒面というものでした。これが、聖書の神が、役割を終えて去った後も、世界をコントロールして、人間界をひと握りの支配層と、大多数の支配される人間に分断された社会を作り出してきたのです。
今回、アメリカから日本の剣山に、この聖書の悪神とでもいうべきものを連れてきたのは、スサノヲで、この悪神とは、「霊界物語」で艮の方角に封じられたクニトコタチの別名、金神と呼ばれる神格で、まさに、祟り神というものでした。霊界物語的にいうなら、体主霊従の時代の行き着く先の姿を知らせるために作られた、この金神という神格は、文字通り金の神として、物欲の人間界に対するいましめの鞭として働くものです。この神格が、体主霊従の時代が進めば進むほど、強化され、最後はすべてを破壊するほどの力を持つようにと、プログラムされたものが、ユダヤ教というものになるようです。
これによって、普通の日本人には理解できなかった万教同根という教えも、実は正しかったということが証明されました。
最後の最後に、アメリカから、この艮の金神のプログラムの本体がスサノヲによって日本に移され、これによって、剣山のアークの封印が解かれたことで、四国にあったヨミノクニの蓋も開いたと伝えられています。これで、スサノヲはヨミノクニのイザナミに会うことができたはずです。
大本教の出口王仁三郎が記した「霊界物語」の結末がこのような、剣山でのアークの開放というものになるなど、誰も予測できなかったはずです。
これが日本に置かれた最後の一厘の仕組みだったということです。この知の開示によって、天理教にはじまり、黒住、金光、大本へと続いた流れは、すべて一筋の道であることが明らかになりました。それは、同時に、古事記や日本書紀にも役割があり、さらには、聖書にも途方もない情報が隠されていたということも、ここに明らかにされました。つまり、霊界物語でいうなら、地球のウシトラの方角に封印されたクニトコタチを表に出すためにスサノヲは、まず日本で大本教の出口王仁三郎にこの仕組みを伝えました。次に、精神学協会のもとで目覚めた薩軍と靖國の一部が渡ったアメリカで、その働きを助けながら、この七月一日に、ついにクニトコタチの封印が解けたタイミングで、この世のマネーを使って祟りをなしていた金神をこの二千二十五年に日本に連れ帰ることに成功したということです。
これによって、この世は、マネーの闇の力によって、滅びる道から逃れることができたはずです。さらには、いまあるアメリカ中心の世界秩序も変化していくことになります。その先の日本の役割をいまの日本政府や日本人が担えるかといえば、それは無理なので、ここから、日本全体の洗濯がはじまることになるはずです。神紀五年(二千二十五年)七月十日 積哲夫 記