- 積哲夫ラジオ(宇宙の声)VOL.35
2024年12月25日 Vol.35:アメリカの新世紀
今年は運命の年である二千二十五年の始まりにあたり、聖書の時代がなぜ終わるのかについての解説を、世界情勢の変化とも合わせてお伝えすることにします。
二千二十四年の世界は、ロシアやイラン、その他の国々によるエルサレムへの攻撃という聖書のシナリオからは遠いものとなりつつあります。精神学の立場で言うと、こうした現実の事象が、聖書の物語の舞台という物語宇宙のくびきから、人間の活動を開放する方向に動きつつあるということになります。
聖書のシナリオの現実化を進めてきた人間グループがアメリカを歴史的に動かしてきた勢力の中にいたことはすでに明らかですが、彼らの行動に気づき、それを止めるための動きがアメリカ国民から出てきて、トランプ大統領がホワイトハウスに返り咲きました。
アメリカの目覚めと聖書の時代の終わりがなぜセットになっているかというと、アメリカの精神的パワーの源泉に、聖書の約束が成就する場であろうというものがあるからです。
アメリカの前の大英帝国が衰退したのは、植民地支配の負の遺産が文化的にもその過去を否定する方向で、今も国民の意識に影響を与えているためで、文明圏というものはその衰退期にこのような反省期を経験するものといえます。ではアメリカ文明はというと、二千一年の九.一一の事件がその始まりのしるしになるはずです。アメリカが戦争を続けてきた歴史の背後に、何者かの作為があったことを多くの人間に気付かせることになったためです。
トランプ大統領の「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(Make America Great Again)」というスローガンのもと、アメリカ国民がアメリカ建国の精神に回帰しようとしているのが、この二千二十五年から始まるアメリカの新世紀ということになります。それはこの人造国家が約二百五十年の間に作ってきた暗黒面にも光を当てることになり、聖書の民は自分たちの罪に向き合うことになります。これが、聖書の元たる神が自分の暗黒面に向き合い、それを克服した旅の追体験となるのです。
聖書の神はすでに、金利の神とでも言うべき、この宇宙の闇の王である竜体と差し違える形で、物語宇宙から共に退場していることが、精神界の動きを伝えてきた光文書で公開されています。イエスを殺した人間グループ、アメリカを支配してきた人間グループの背後にいた金利の神のようなものの退場により、ウォール街に代表される金融を支配する人間グループから、アメリカ人がアメリカドルを取り戻す方向へ歴史が動くことになるのは明らかなのです。
この二千二十五年の元旦に、このような話ができることこそ、光の勝利を示していると考えてください。
<ラジオ内容全文>
積哲夫ラジオ、第三十五回です。
今回は運命の年である二千二十五年の始まりにあたり、 聖書の時代がなぜ終わるのかについての解説を、世界情勢の変化とも合わせてお伝えすることにします。
二千二十四年の十二月に、セリアのアサド政権があっけなく崩壊し、イスラエルはゴラン高原の実質的な支配を固め、ロシアやイラン、その他の国々によるエルサレムへの攻撃という聖書のシナリオは現実の世界では遠いものとなりつつあります。
精神学の立場で言うと、こうした現実の事象が、人類のシナリオとしての、聖書の物語を現実化する舞台としての世界という物語宇宙のくびきから、人間の活動を開放する方向に動きつつあるということになります。
聖書のシナリオを人間の世界で現実化しようとしてきた人間グループは、アメリカを歴史的に動かしてきた勢力の中にいたことはすでに明らかになっていますが、彼らの行動に気づき、それを止めるための動きがアメリカ国民の中から出てきたことが、トランプ大統領が ホワイトハウスに返り咲く一つの要因になっています。
アメリカ人は「アメリカ合衆国は誰のものか」という問いをやっと発するようになった、とも言えるのです。このアメリカの目覚めと聖書の時代の終わりが、なぜセットになっているかというと、アメリカはその建国の精神に、聖書の約束が成就する場であろうとするものがあるからです。これが一つの建国神話としてあるために、今までの白人中心のアメリカが、キリスト教精神の体現者として、世界に民主主義や言論の自由を普及させることを実行させてきた、とも言えます。
この建国神話の存在が、アメリカが軍事力でも経済力でも圧倒的なパワーを持つ現実への精神的な支えになっていたのは、間違いのないところです。このように近現代のアメリカのもとを作ったものに、ヨーロッパから聖書の理想を求めて新大陸へ渡ったという精神のムーブメントが、これまでのアメリカ文明のエネルギーのもとになっていたのです。
アメリカの前の世界の主役は大英帝国でしたが、第二次大戦には勝利したものの、その衰退には歯止めがかからず、世界の金融の中心地であったシティもその位置を低下させ続けています。その理由は植民地というものを失ったためだけではなく、植民地支配の負の遺産が文化的にも大英帝国の過去を否定する方向で、今も国民の意識に影響を与えているためです。 これは敗戦国の日本とほぼ同じ精神状況ということになります。文明圏というものは その衰退期にこのような反省期を経験するものとも言えるのです。
それではアメリカ文明はいつ衰退期に入ったのかというと、将来的には二十一世紀の初頭、あの二千一年の九.一一の事件がその始まりのしるしとされることになるはずです。 この事件の背後には、アメリカの軍事力を使ってイスラエルの敵対国家軍を弱体化させる陰謀のようなものがあり、アメリカという国家が戦争を続けてきた歴史の背後には、それらの歴史を人為的に作ってきた人間グループの存在があったことを、多くの人間に気づかせることになったためです。
それまでもそのような陰謀の存在を世に知らしめた人々はいましたが、それらの人々に 陰謀論というレッテルを貼ってその情報の拡大を阻止してきたのは、一般にマスメディアと呼ばれる機関でした。この世は誰かに企画された幻想を共有する物語の場とされていたのです。このことに気づいた一般の人間、特にアメリカ国民が、改めてトランプ大統領を選挙で選び、「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(Make America Great Again)」というスローガンのもと、アメリカ建国の精神に回帰しようとしているのが、この二千二十五年から始まるアメリカの新世紀ということになります。
しかし、これは諸刃の剣で、アメリカの建国の精神のもとにあった聖書の時代という精神エネルギーが地球全体に及んでいた頃と違い、聖書のエネルギーの衰退期にその建国の精神に目を向けると、アメリカという人造国家が約二百五十年の間に作ってきた暗黒面にも光を当てることになるのです。
それは、ネイティブアメリカンの各民族がどのように迫害され、土地を奪われたのかに始まり、なぜ日本の広島と長崎に原爆が落とされたのかを考える精神史の旅となります。聖書の民はこうして自分たちの罪に向き合うことになります。これが、聖書の元たる神が自分の暗黒面に向き合い、それを克服した旅の追体験となるのです。すでに光文書という一般に公開されている精神界の情報を伝える私の文章の中で、聖書の神は金利の神とでも言うべきこの宇宙の闇の王である竜体と差し違える形で、この物語宇宙からの退場が伝えられています。聖書の時代が終わったということは、このイエスを殺した人間グループの背後にいた 金利の神のようなものの退場を意味しているのです。
これを今のアメリカに当てはめれば、長らくアメリカを支配してきた、ウォール街に代表される金融を支配する人間グループから、アメリカ人がアメリカドルを取り戻す方向への歴史の動きが始まることになるのは明らかなのです。この二千二十五年の元旦に、私がこのような話ができることこそ、光の勝利を示していると考えてください。
今週の光文書
(ヒカリモンジョ)
- Vol.800+30+117
神話の終わりと日本の危機
この二千二十五年は、ルドルフ・シュタイナーが予告していた、日本列島をめぐる光と闇の最終決戦の年となります。二千二十四年の年末に、私は大山積の神の告知で、伊勢が、記紀の神話の結界が切れた結果として、大きな危機に瀕することになり、その対応に追われることとなりました。
古事記と日本書紀という日本神話は、これまで、日本列島を一神教の悪魔の侵入を阻止する無意識の結界を形成してきたのですが、敗戦後七十九年にして、その役割を終えました。
これらの事象は、すでに終わった聖書の時代に対応するプログラムで、日本の記紀の結界が切れたのと同様に、アメリカの建国神話の結界も切れているので、この世界で、闇の支配に対応できる、古い宗教的、あるいは神話的結界はすべてなくなったと考えてください。
どうやら、これが、シュタイナーが予告した二千二十五年に、地球の頂点に位置する日本列島を奪おうとする闇の勢力と、守ろうとする光の勢力が争う準備のようなのです。
残念ながら、この戦いによって、日本列島は、精神的エネルギー的には、アメリカやチャイナやヨーロッパと同様の暗黒の時代を迎えることになります。
日本の仕組みの発動によって、二千二十五年の八月十五日には、日本列島は、光の側に取り戻されるはずですが、それは、いままでの日本が存続することを意味するわけではないのです。
いちばんの危機は、天皇と伊勢の存在で、この日本の権威を裏から操るような存在が、日本列島を支配しようと、安くなった日本を買い続けている勢力がいることを、大山積に代表される古き日本の神々は警告しているのです。精神界のプログラムが現実化するためには、それを現実界、一般に物質界というところで実行する人間の働きが必要なのです。
日本列島に生まれた日本人は、その役割を担うべく、そのたましいが授けられてきたはずですが、その覚醒は、進んでいません。このままの闇の支配が進行すると、別の試練の扉が開く可能性が高いのです。
聖書の神が、闇の王たる黒い龍と共に、地球の物語の舞台から去った後に出て来ているのは、この宇宙の物語の主役である、光と闇のエネルギー体なのです。
これからはじまる、この宇宙的な戦いは、聖書の物語が終わった先にある、この物語宇宙にエネルギーを供給している光と闇の戦いなのです。そこに古い知識で参加しようとしても、それは、光に反するものの側に立つことになることを、これから人類は知ることになります。
いまの日本は、その意味で、すでに闇の勢力に飲み込まれているといってもいいのです。アメリカ人がアメリカを取り戻そうとしているこの時代に、これまで、アメリカを支配してきた人間グループが、その支配の本拠を日本列島に移そうとしているというのが、シュタイナーが予告した地球の支配権をめぐる光と闇の戦いの正体なのです。
これは権力の激突というよりも、人間のこころを明け渡すという、敗北に日本と日本人が直面する危機といってもいいのです。
いままで、それを守ってきたのは、日本列島に置かれた日本語による、神話の結界だったということです。それが切れたことで、日本語の文化圏は世界に開かれると同時に、いまのアメリカやチャイナの強欲の文化の侵入を許すことにもなります。この文化的免疫をほとんど持たないで来た日本の歴史の価値が、これから問われることになります。
日本の仕組みとは、その勝利のプログラムなのですが、それを現実化する唯一の方法は、精神学という、精神界が日本語脳の発達のために地上に降ろした学の体系を学び、脳内宇宙を最新のモデルに変えることなのです。そのひとりひとりの脳内で、光が勝利することで、日本と日本文化が世界の光となれると、知ってください。神紀五年(二千二十五年)一月二日 積哲夫 記
今回の光文書に合わせて通信が届いていますので、掲出しておきます。
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2024年12月25日(水) 13時35分から
ひとはみな
こころにやどす
かみのこ/かみのな のやあたのかがみの
正体をしるおわりははじまり
はじまりはおわり